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「移住者の声」 ~木村さんご家族(八多町下小名田)~[2026年3月に取材]


2024年に八多町下小名田に移住した木村さんご家族。

「移住のきっかけ」や「八多町での暮らし」についてお話を聞きました。

Q.移住前の生活について

前職は奈良県でメーカー企業の技術職としてサラリーマンをしていました。
街中のアパートに住んで仕事をこなす、いわゆる“普通”の生活をしていたんですが、5年ぐらい働いている中で、もう少し自分自身の興味ある分野を仕事にしたいという思いが強くなっていきました。
そんな中、二人目の子供が産まれたタイミングで、健康に過ごせることのありがたさを実感する出来事があり、農業に興味を持ちました。

Q.移住までのアクションは

農業の世界に足を踏み入れようとしたものの、奈良の市役所に問い合わせると“1年程度先輩農家で研修する”か“2年間の農業大学校に通う”の2択を提示されました。当時すでに家庭もあったため収入が途切れると生活が成り立たないという事情もあり、他の選択肢を探す中で、神戸市のネクストファーマー制度を知り、この制度を活用するために神戸へ移住することにしました。



Q.移住後の生活について

移住への動きを進める中で、ご縁があって神戸地域おこし隊という地域活性に携わる仕事をさせてもらうことになり、神戸という土地に全く縁もゆかりもなかったのですが、地域の皆様に温かく迎え入れてもらうことができたのですぐに馴染むことができました。都市部に住んでいると農村地域は閉鎖的だからなんて言う言説もよく耳にしましたが、いざ馴染んでしまえばお互いに温かく関わるとても心地いい関係性があると実感します。



Q.住み心地はいかがですか

控えめに言って最高です。
前述の人付き合いも心地いいのですが、やっぱり農村里山に暮らす大きなメリットのひとつが、自然がすぐ目の前にあること。朝起きて窓から眺める景色が都会のそれとはまったく違っていて、心身ともにリラックスしますね。もともと農村出身だからかもしれませんが、なにかと便利な都会の暮らしよりも、里山の自然とともにある暮らしのほうが多少不便だとしても断然心地よく感じます。



Q.八多町のお気に入りスポットは

何気ない農村風景がとてもすてきだと思うので、そういう意味ではすべてがお気に入りともいえるんですが、初めて八多町を訪れた時に藤原台(八多町隣町のニュータウン)から道を降りてきた瞬間に広がった農村風景に心躍ったことを印象深く覚えています。



Q.「もっとこうなったらいいな」と思うところはありますか?

仕事柄移住相談を受け付けるので、八多町への移住に需要があることを感じているだけに、もう少しそのあたりのマッチングがうまくいけばということはよく思います。
 

Q.最後に、移住を考えている方にメッセージをお願いします

上述の通りマッチングに関して思うところはあるものの、知らない人に身構えるというのはだれでもあることですし、それがお隣さんとなればなおのことでしょう。人の出入りが少ない農村地域では、都会よりもその感覚が少し強いということ。ならば「急がば回れ」で関係づくりから始めることこそが近道じゃないでしょうか。立場として自分たちが外様であるということを理解して、どうしたら受け入れてもらいやすいかを考えて行動していれば、きっと道は開けると思います。
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